第49回CPD実施報告 「そなエリア東京」防災体験学習
柏門技術士会 第49回CPD 実施報告
「そなエリア東京」防災体験学習 企画渉外委員会
見学日時 : 令和元年 6 月 18 日(火) 14:30~16:00
場所 : 東京臨海広域防災公園 そなエリア東京
テ ー マ : 「首都直下地震の発生から避難までを体験し防災に必要な技術を学ぶ。」
参加者 : 本会会員 13名 会員外(日本技術士会 技術士)1名 計 14名
今回、柏門技術士会では大規模災害発生時の行動について学習を行うため、東京臨海広域防災公園「そなエリア東京」のCPD見学会を実施しました。首都直下地震が発生したら国や自治体などの支援体制が十分に整うまでは、自力で生き残らなければなりません。その目安は3日間、72時間と言われています。そなエリア東京は、マグニチュード7.3、最大震度7の首都直下地震の発生から避難までを体験し、タブレット端末を使ったクイズに答えながら生き抜く知恵を学ぶ防災体験ができる施設となっております。
施設の入り口を入ると、まず映画館のエレベーター前に到着します。首都直下地震の体験学習エリアでは都内の映画館で映画鑑賞後に帰宅に合わせて首都直下地震が発生するストリーを想定しております。地震発生後、エレベーターが緊急停止し建物の外に出た時から自力で生きていくための行動を体験学習していきます。体験学習の後には災害発生時の生活ストレスを少しでも軽減するための様々な工夫について学ぶことができます。災害発生時には身近にある新聞紙やビニール袋・ペットボトルなどを利用して、生活に必要な道具を自分自身で用意する事の重要性を考えることができます。首都直下地震体験学習に参加することにより、地震発生後72時間の生存力ぬついて少しでも学ぶことができたと思います。
そなエリア東京の隣りには首都圏大規模災害が起きた時に緊急災害現地対策本部が設置されるオペレーションルームが併設されており全体を見学することができます。また、同敷地内の広大な公園は災害対策活動を支援するためのヘリポートとしてすぐに利用でき、大規模災害発生時には公園全体が広域的な指令機能を持った災害対策基地となります。
そなエリア東京での集合写真